2009-07-31

ニューカマーと見学と打ち上げ(OCAPPA)

7月25日(土)後半戦

ダイナミック・ガール=ビリさんと
収穫を楽しんだ後、新たな苗も植えましたよー














本日のニューカマー


この日、行きつけの【オージョイフル】(店名が陽気!)で
見つけた「オクラ」。計4本の苗を定植。

これで現在の私たちの畑には、
キュウリ、水ナス、伏見甘長、プチトマト、
枝豆、オクラ、全6種の野菜が植わった。

キュウリ&伏見甘長はそろそろ収穫を終える時期で、
ナスは枝切りせなー。
枝切りっていうのは、そのままですが、苗の枝を切ること。
何のためにするかというと、秋ナスを実らせるため。
切った枝が新たに成長して、
新たなナスを実らせてくれる可能性があるのです。
通常のナスではなく、水ナスでもできるのか?
は不明ですが、やってみる価値はありそう。

さて、定植も終えたビリ隊長とKARIAGE、OCAPPAは、
お隣の青い芝生、ならぬ畑を見学に。
そこで見たものは、珍しい野菜と凄惨な現場。




珍しい野菜=黒いスイカ。
北海道では「でんすけスイカ」、
鳥取では「がぶりこ」というブランド名も
ついて、1玉4,000円以上で販売されてるとか。
スイカって夏に縁側で食べる庶民的な
イメージやけど、これはプレゼントにも
なる高級品。お味はどうなんやろ〜?
ちなみに中は一般的な赤色みたいです。











凄惨な現場=イノシシが掘り返したサツマイモ畑。
これは畑先輩の畝なんですが、実はそのお隣さんの畝でも
被害あり。「イノシシ除けの柵を作るか〜」と言っていた
矢先の出来事だったそうです。
結果、こんなに張り巡らされたツルから、芋はひとつも
穫れなかったとか。つらすぎる…



8月中旬以降は、冬野菜も植え始めます。
冬はかぶら、大根、にんじんなど根菜系が多いので、
モグラ除けなんかも考えねば。
お隣さんの畑などを見て、勉強できるのも共同畑のいいとこ。
持ちつ持たれつで、野菜が元気に育つフィールドになれば良いな〜

なんて、畑で作業&思索した後、
私たちは大して疲れてもいないのに、
【ラッキーガーデン】で大袈裟な打ち上げをして大阪へ戻ったのでした。















2009-07-27

ダイナミック・ガール、来畑!(KARIAGE)

7月25日(土)曇り、ときどき雨

お昼すぎから行動しはじめたこの日。

愚図ついた天気のもと
「梅雨ってまだあけてないのかな」という疑問を胸に
お山へ移動。

まずは空腹を満たすため、畑近くの手打ちうどん屋さん【風舞】へ。

2回目の訪問ながら
生駒山の緑々を見渡せる抜群のロケーションに
おもわず見とれてしまった。

この日は「くらがり地鶏なんば」と「かやくごはん」を注文。











(上手く撮れなくて残念…)



【風舞】のおうどんは、やさしいおうどん。
つるつるもちもちの麺が、深みのあるお出汁とからんで
ほっこりとした幸せを与えてくれる。

大満足!!



お腹いっぱいになったところで、いよいよ畑作業開始です。

ちなみにこの日
【ocappa farm/kariage farm】ふたりめのゲスト
ビリちゃんが来畑してくれた!















(イカすぜ、ビリちゃん!)


ビリちゃんは働いている傍ら、さまざまな作品を創り出している。(というかそっちが本業)

絵を描いているかと思えば、
どこかコミカル、だけど力のある置物を創ったり、
かと思えば高さ6mほどの巨大なオブジェを展示したりと
ひとつのジャンルにとらわれない活動を展開中。

小さな体に似合わないダイナミックさには圧倒されっぱなしである。
(実はちゃっかりと【ocappa farm/kariage farm】の看板制作もお願いしている)

ぼくのなかでは「自分と真剣に向き合っている人」て感じだなー。それもとびっきりに。
10月には個展もあるらしいので、ぜひ観に行きたいと思う。



さてさて、そんなビリちゃんと一緒に
まずはいつもの状態チェック。

「ocappa/kariage流・基本ほったらかし農法」(でも愛情は溢れんばかりに注いでるよ)
のもと、お野菜たちはすくすく育っております。















(水ナス。名に恥じずみずみずしいですな)

















(テカリ具合がたまらんシシトウ)











(キュウリは育ちすぎて土に刺さるという
 まさかの事態に…)












(ミニトマトは少しずつそれっぽい姿に…)
















(枝豆は夏中に間に合うか!?
 やっぱり暑い間にビールとご一緒したい!)




それにしてもビリ先生。。




















作業中ひたすら…



















食う!食う!食う!



















少々痛んでようが、虫に食われていようがまったくお構いナシ。
ポリポリと小気味良い音を鳴らしながら
ゴキゲンで草むしりを続けるビリちゃん。

うーん、やっぱりダイナミック!!


後半へ続く。(キートン山田風)
 

2009-07-21

感想文の1枚くらい残しなよ(OCAPPA)

7月19日(日)

「農作業って、やれ大変だ、やれ苦労だって言われるけど、
それって農業を本職にしてる農家さんに限ったことやろうね」
とのんきなことを言いながら作業した1日。

1日というか、実作業は約1時間。
それでも充実感がスゴいのが、畑のおもしろいところ。

到着後、まずは先週に収穫できなかった
水ナス、キュウリの現状チェックへ。


と、畝伝いを歩いていたそのとき!!!!!




















OCAPPA「キュウリの残骸あるーーーーー!!!」
KARIAGE「これって僕らの?」

〜キュウリの苗チェック〜



















OCAPPA「ぜったいそうやで!ほら、こんな立派なんなってるし!!」
KARIAGE「喰った奴、どこのどいつやー!!!(怒)コンニャロー…」
OCAPPA「感想文くらい残してってくれたらええのに…」

と、またもや大人げなく大声をだしては、
感情をあらわにする2人。
畑先輩がいれば、どんな動物による仕業かが
わかったかも知れない。
だけど歯形や食べ方を見ても何もわからない私たちは
「サルかな。イノシシやったら畝自体が荒らされてそうやし」
くらいの推測が限界。

“動物や自然との共生”って理想とされるし、
それは必要なことやと思ってたけど、
実際に自分が作った作物を食べられたのを
目の当たりにすると「ナ・ヌーーーー!!!」って、
怒りが込み上げてきた。
ましてや、畑で生計立ててる農家の人からしたら
共生は工夫と根気のいることなんやと思う。
私たちは遊び半分でやっているから、
怒りもすぐに収まるけど…

喰われたキュウリを見て、
怒り+意気消沈だった私たちですが、
ダダ下がりなテンションを上げてくれたのが、
立派に実った野菜たちでした。
















水ナス!

















伏見甘長!
















楽しそうに収穫するKARIAGEくん。
喰われた怒りはどこかへ。










*本日の穫れ高*
 水ナス×4個
 キュウリ×4本
 伏見甘長×いっぱい!



初めての大量収穫です。
マサさんに来てもらう週を間違えた…
(参照:「祭りはすぐソコ?」http://ocappakariage.blogspot.com/2009/07/ocappa.html)
ごめんなさい、マサさん。

次週(7月25日予定)もそこそこの収穫が期待されます。
野菜欲しい!行きたい!って方はご一報ください。

2009-07-20

祭りはすぐソコ?(OCAPPA)

先の投稿の通り、12日(日)は
【大阪メロン】のマスター・マサさんが来園。
初の来客で、興奮さめやらんうちに投稿せねば!と
写真はアップしたものの、
直後、わが家のPCのLAN回線に障害発生。
して、1週間経ての続投です。。。
その間、このblogを開けば、
説明なしにマサさんのお顔が登場する状態で、
大変に失礼をしました。

ざっと、先週の畑を振り返ってみると…

①前週(7月5日)、KARIAGEくんがひとりで種植えしてくれたエダマメ















早くも芽がでている!
「何たる成長!!」
エダマメは、畑スペースでも一番入口に近い畝に
あるので、到着した途端に叫んでしまいました。




②前週、KARIAGEくんがネットを張ってくれたキュウリ















おー、おー!
背丈のみならず、葉っぱもずいぶん大きく
立派になっています。
さて、ネットの成果はどうかな?





おー、おー、おー!
ツルがしっかり巻き付いてる。
生きてるねー!
手を差し伸べたら、それを信じて
握り返してくれるみたいな嬉しさですな、
これは。
ハタから見たら大袈裟でしょうが、
野菜作ると、それくらい愛情を
注いでしまうのが笑える。
続いて、実はどうか?
















かーわーいぃーーー!!!(親バカです)
小指サイズくらいのキュウリ、できてます。
黄色いお花も咲かせて。
次週はどのくらいになるんやろう?





③収穫が期待されているシシトウ








ホープ!期待は裏切りません。
ご立派なシシトウが、
結構実ってます。
収穫があって嬉しい。




















マサさんも収穫。




結局、この日、水ナスはまだ実っておらず、穫れたものは




こんだけ…
KARIAGEくんは前回来たときに
収穫&試食したということで、
本日はマサさんと私で半分っこ。
にしても、シシトウ数本って!
私はええけど、マサさんに申し訳
なくなった。収穫祭はまだまだ先
になるんだろうか。。。





収穫不足にしょんぼりしつつ、
帰りは【アルナッジョ】@生駒・菜畑で窯焼きピザなどを食べたら元気回復。




ピザの他にも、
玉子&ベーコンの窯焼きとか、
タマネギの窯焼きとか、
あっつあつで素材の濃厚な味が
する料理がおいしかった。
ピザは計3枚注文して
食べ過ぎになり、帰路は3人が
ふんぞり返ってたのがおかしかった。


 

2009-07-13

はじめてのお客さん(OCAPPA)

7月12日(日)晴れ。
畑に初の来客あり。
嬉しさのあまり、ポートレイトをシューティング。
レポは後回しで、たまには写真だけ投稿。













大阪・島之内にある旅人BAR
【大阪メロン】のあるじ・マサさん。
「畑、遊びに行こっかな〜」と言ってくれたマスターに、
KARIAGEくんが段取りを付けてくれて、
来園いただけることに。O/K FARM初のお客さん。

















【ラッキーガーデン】の裏で
かれこれ数年間、畑をしているという
まきちゃんときよちゃん。初めての顔合わせ。
彼女たちの畑の名前は「かもめファーム」と
いうそうだ。もちろん、あの、映画より。
















KARIAGEくん。
マサさんのメキシカン帽を借りて、一発。
「爽やかにお願いします!」とのリクエストに
応えていただいた一枚。心得ておる(笑)。
右手はキメのポーズというより、
「オシャレな前髪を見ておくれよ!」だと思う。

















OCAPPA。
同じく、マサさんの帽子を借りて。
最近、レンズを見て映ってる写真がないことに
気付く。いろんな事に目を逸らしてる証拠か?
撮られ慣れない。撮ってるほうが好き!

2009-07-07

ナスとシシトウと私(KARIAGE)

7月5日(日)

この日はOCAPPAちゃんが某雑誌の取材で忙しいらしく(彼女はライターなのだ)
ソロ活動を余儀なくされた。
さすがに7月ともなると日中・炎天下の作業がつらくなってきたので
日が傾いた夕方から野良仕事へと取り組むことに。

まずは南生駒駅付近の「オージョイフル」にて買い出し。

・180cm支柱(×5本)
・110cm支柱(×5本)
・キュウリネット
・キュウリの苗(×5本)
・ミニトマトの苗(×3本)
・枝豆のタネ(早成枝豆)
・防鳥ネット
・マルチ(穴あきのビニールのこと)

ほんとは藁(ワラ)なんかも買いたかったけど、ソロな上に徒歩移動なのでこれが限界。
両手いっぱいに荷物を抱え、畑までせっせと登山。
(畑到着までの所要時間は約40分。この日の体力の半分近くはここで消耗することに…)

汗だくでの到着後、お決まりの現状チェック!






















































それぞれ立派に成長しております。
やっぱ1週間も空くと見違えますな。

さて、買い出しやら徒歩移動やらで思いのほか時間を食ってしまったので、さっそく作業開始。
まずはキュウリのまわりに設置したビニール囲いを外し、ネット張り。














(素人が見よう見まねでやったわりには、なかなかだと思うけどいかがでしょ!?)
















(支柱を立てて固定。あとはキュウリがネットを見つけて蔦[ツタ]を伸ばしていってくれたらバッチリ!)




次に新しい苗の植え付け。














(キュウリ)

















(ミニトマト)

















(前方からキュウリ、そして奥がミニトマト。キュウリにはビニールの囲いをつけ、ミニトマトには支柱を)
















(作業しているとミミズやムカデなんぞがいっぱいでてくる)




そして、この日もっとも苦労したのが枝豆のタネまき。














(畝[うね]にマルチを敷き、穴の開いた部分にタネを3〜4粒ずつ点まき)
















(ネットを張って鳥の食害を防ぐ)



この部分に関しては、マルチもネットもあんまりうまく設置することができなかった…。
やっぱ、見よう見まねだけでは厳しいか!?
もいっかい調べ直して、来週キッチリ手直しします!


といった感じで、この日の作業は終了。
今回も真っ黒に灼けたものの、いつもと違うこと!
そう、初の取れ高アリ!!













(ナスは最初の実を早めに穫っておいた方が後々の実りが良いらしい。
 なのでこの小ささ。それに比べてシシトウのご立派なこと…)












(シンプルに焼いて塩こしょうで味付け)



これが思ってた以上に美味! いや、マジで!!
そりゃ、いくらかはプラス・オンしてる部分があるかもしれんけど
まぁ初めてなので言わせといてくださいな。

OCAPPAちゃん、KARIAGE2号くん、抜け駆けゴメンよ。
次の実りは一杯ひっかけながら一緒に食いましょう。きっとアガりますぜー。
 

2009-07-02

小ちぇけど確かな喜び(KARIAGE)

6月28日(日)

畑に到着したぼくらが最初にとった行動。
先日、虫食い被害にあっていたキュウリの確認。
はたしてビニール囲いの効果やいかに!?

心配しながら中を覗いてみると…














(キュウリの葉)

新たに健康的な葉が育っていた。

大したもんだぜ、ビニール囲い。
ここまで効果テキメンだとは思わなかったな。


その後、小さいながらも実り始めたナスとシシトウを発見!
喜びのあまりOCAPPAちゃんと2人、年甲斐もなくギャーギャー騒いでしまった。
(小ちぇナス&シシトウの姿は前回の投稿をご参照あれ)


そして、この日の主な作業として
まずはナスとシシトウを植えている一体への藁(ワラ)敷き。

















こうしておくことで水分の蒸発を抑え、植物を乾燥から守ることができる。


次にナスに沿っての支柱立て。














(ナスの向こうには絶景が広がる)

ナスは上へ上へと成長していくけど自らの重みがそれを邪魔して、結果、実付きが悪くなることに。
支柱を立てることで安定して伸びていき、しっかりとした実へと成長する。


先の投稿でもあるように
水を必要以上に与えることはないし、過度の甘やかしがその成長の妨げになったりする。
だけど、こうした気遣いやフォローは必要なのだ。
やっぱり人間と一緒、やね。


その後は、ひたすら草引きをして
牛フン&油カスを混ぜての土作り。
1週間寝かせることで、野菜好みの土へと変化させる。


次回はその場所に新たな苗植え・種植えをする予定。
プラス、キュウリの囲いをとってネット張りも。

腰痛なんてなんのそので頑張れ、俺!



↓またもや大西さんにいただいたお土産↓














(チシャ×10枚)

焼肉を巻いて食すつもりが、家に帰ってみると母が買ってきたケンタッキーがこんもりと。
仕方ないからそれを巻くことに。

採れたてだから、チキンの匂いに負けない土臭さがあって苦旨っ!
てのは、ぼくのひいき目かしら。

でも美味しかったのは事実。
早く自分で作ったお野菜を食いてー。