10月25日(日)
じんわりと寒さが増してきた10月後半。
OCAPPAちゃんは引き続き九州ひとり旅を実施中。
先週同様この日もひとりでさみしく作業するのか、と思いきや
助っ人ふたりが急遽お手伝いにきてくれた。
(左)カワいい軍手と長靴で武装して参戦、笑顔がキュートな大西嬢
(右)50歳近いのにピンクを着こなすオサレなおっちゃん・日高さん
この日の夜、3人で【青年団】のお芝居を観にいく予定だったので
試しに畑あそびにも誘ってみると、ふたりとも「OK!」と快諾。
どちらもばっちりキメこんで登場してくれた。
大西嬢は畑でこそ作業はしていないが、以前からプランターで野菜を育てたり
農業体験に参加したりと、とにかくアクティブな人。
野菜に関する知識もぼくなんかより遥かに豊富なのだ。
日高さんは料理、お菓子づくりを得意とする器用なおっちゃん。
なぜかこの日、お湯や湯のみ、茶しゃく、茶せんなどを持参し、みんなにお茶をたててくれた。
(本人いわく、むかし茶道を嗜んでいたらしい…)
そんなふたりにお手伝いしてもらったのが、みんな大好き“イチゴ”の植え付け。
大西姉さんの指示のもと、畝が作りづらい三角スペース(でもわりとお気に入り)に
バランス良く配置していった。
イチゴの種類としては我が地元・九州産の「豊の香」をセレクト。(これは譲れない!)
そして、一緒に植え付けたのがイチゴのコンパニオン・プランツに最適な「ボリジ」。
これがなかなかの優れモノらしく、なんでもミツバチなどの天敵を呼びよせて
害虫被害を減らしたり、受粉を助けてくれるとのこと。
さらにはイチゴの風味まで良くする効果も。
ふたりとも作業中の表情は真剣そのもの。
定植した後は、藁を敷き詰めた。
これが毛布となり、苗の風邪ひきを防止してくれる。
また有機物を分解してくれる虫さんの住処にもなるみたい。
マルチ(畑でよく見かける黒いビニール)の方がなにかとメリットがあって便利かもしれないけど
ぼくはなんだかこっちの方が好きだなー。
あらかたイチゴの作業が終えたところで休憩。
同じく畑仕事をしていたラッスンさん親子と合流。(今回は忘れずお名前を聞けた)
ちなみにハーフの娘さん(奥さんが日本人)のお名前はハルカちゃん。
写真を見ても分かる通り、ソー・キュート!
ぼくら3人ともハルカちゃんにデレデレだった。
日高さんがたてるお茶と持参したおまんじゅうで、ちょっとした茶会を開催。
(ワビ・サビにご満悦!?)
ラッスンさんは本格的(?)なお茶がはじめてみたいで興味津々。
日高さんのレクチャーのもと、きちんと3回まわして飲んでくれた。
初体験の感想を聞いてみると「…めんどうくさい」とのこと。笑
さてさて、そうこうしているうちに辺りもひんやりとしてきたので、ここいらでお仕事終了!
早いもので今年も残すところあと2ヶ月になりましたね。
【OCAPPA/KARIAGE FARM】にとって、はじめての冬将軍の到来。
この日植えたイチゴちゃんたち以下、ぼくらのお野菜たちは無事に大きくなれるかな。
楽しみ半分、心配半分。。
羊さんたちも応援しておくれー。めーめー。